実に多くの本が出る。朝、毎、読、日経、産経、京都の6紙の新聞書評に各10点として60点、これはほんの一部でしかない。毎週の新聞書評から4、5点、多くて6、7点取り上げるのがせいぜいだ。偏りが出てくるのは当然だが、その偏りをみてもらうしかない。
▼新聞には2つの読み方があるという。まんべんなくすべてに目を通す人と、まずコラムを読んで、好きな記事を拾い読みする人、後者は女性に多いらしい。新聞のニュース記事が主食の料理とすると、コラムは箸休めのようなものかもしれない。口の中をさっぱりさせる酢の物のような。
「解散告知」という新手を繰り出した麻生首相を「こういう行き詰まった時の闘いは案外強いかもしれない」と御厨貴(政治学)さんは朝日朝刊で言っていた。自民党内にある麻生おろしの機先を制したかたちだ。それでも一部の議員たちは顔のすげ替えに奔走するだろう。
先日、ある集まりでプラ・ユキ・ナラテボーさんというタイのストカー寺の副住職を務める40歳代半ばの僧侶の話を聞いた。日本名、坂本秀幸さんは大学で南北問題に関心があり、タイの大学に留学した。そこでNGO活動に参加し、貧困からの脱出を支援する開発プログラムに取り組み、現地で活動していたという。







